だいすきなティファへ

E11

ティファ、今ごろだけど、やっとわかった気がする。たくさん話すと、自分が情けなくなるからひとつだけ。俺は君の前ではかっこいい、強い男でいたかったんだ。
それはわかってくれるかな。
全然なってないのにね。
ありのままの自分を、君にはさらけ出す勇気がなかった。

チョコボと付き合ってわかったんだけど、あいつらに隠し事なんかするとちゃんと走らないどころか、振り落とされるんだ。放羽(ほうば)って言うんだ。
こんな言葉を使うようになるなんて、思いもしなかったな。
弱かろうが、情けなかろうが、かっこ悪かろうが全部を見せないと、オレを信用してくれないんだ。そのうえ、後続のヤツに踏まれるんだぞ。ついでにユフィにののしられるし。
あいつときたら、おっこちたオレよりも先にチョコボを心配するんだ。
「いつまで寝転がってるんだよ!チョコボが踏んだらどうすんだよ!!」だぜ。
…ユフィのことは関係ない。
もう少し、チョコボたちと頑張る。
自分をよく見つめることにする。
そしてちょっとはかっこよくなったら、
レース、見に来てくれるかな。
マリンと、バレットと、子どもたちと一緒に。


2000.2.12
トンチキさんどうもありがとうございます。