上海亭

…冬 来たりなば…

Battle・・・イヌもくわん、てやつ。

 


何が原因だったかなんて、そんなことはもうどうでもいいんです。

フン、あやまるとか、そんなことはどうでもいいんだよ。オレ様はもうつくづく呆れてモノが言えねぇんだ。

 

気まずい空気の上海亭パブに、ぼそぼそ声が漂う。普段は余り店に顔を出さないクシャナも、今夜ばかりは止まり木の人である。
「・・・ということなのよ。」

おしぼりで目頭を押さえるバレットが、椅子を軋ませて重々しく言う。
「あのシエラさんがそこまで言うとなりゃ」
別に小声になる必要はないのだ、当事者が同席しているわけでもないのに。
「原因は・・・?」
新調なった右腕が珍しいと、ティファはずっとその手を繋いだままでやはり語尾をぼかして言う。
指を絡ませて自然と口元が緩んでしまうが、それがまた嬉しい。事態の深刻さが少しは紛れるというものだが、自分たちも夫婦者でなければ耐えられなかっただろうあつあつぶりに、マスターは小さく溜息をついた。

「あれでシエラも強情だから・・・」
言い終わらないうちに、非難の視線がぐさぐさ突き刺さって、マスターは脂汗を浮かべた。

これだけ美人のヨメがいて、よくもまぁそういうことが言えるものだ。

繋いでいた手をそっと離して、バレットはカウンターに身を乗り出した。
柳眉をつりあげるティファを気にしながらさらに小声で言う。
「マスター、そりゃまずいわ。オレもかばってやるわけにはいかんって。」
前言撤回、マスターは愛妻に片目をつぶってわびた。口に手を当てて妻は、笑いをかみ殺した。

数日まえ、シエラは荷物をまとめて上海亭のシングルルームに閉じこもってしまったのだ。
そのうえ追いかけてきたシドを短い言葉で切り捨てるように追い返してしまった。
恐れをなして、支配人もマスターも打つ手なしだった。

「そうだよ、そこの、階段のところでね。」
マスターは血も凍る光景を思い出して、肩をすくめた。

――追いかけてきたシドが、3段ほど登ったところのシエラの腕を捕まえた。押し問答の末、シエラの口からこぼれた言葉にシドは完全にフリーズしてしまった。そしてシエラは振りかえりもせずドアを閉じ、がちゃりと鍵をかけてしまった。

「マスター、それで何ていったの?シエラさん。」
水割りが快調に減っていく、ティファの呑みっぷりはシエラといい勝負だ。
しかしマスターは、あの忌まわしい出来事をもうこれ以上自分の口から再現できはしないと、クシャナに助けを求めた。

やっぱり男というのはここ一番、意気地がなくていけない。

 

 

 

 

でもまぁ、仕方ないか。


クシャナは亭主の恥かしい過去を考えると、その気持ちもわからないではないと小さく溜息をついた。
「シエラだって腹が立てばそれぐらい言うわよ。あなたシエラを美化しすぎ。」

嵐の予感、バレットは年の功で直感した。

今夜は嫌がられてもヴィンセントのところに泊まることにしよう。
ここに同宿するなんて、自殺行為だ。
沈んだ飛空艇のほうがよっぽど安全だ、なんたってリボンをつけておけば生き延びることはできる。
たしかに「イヌも食わない」何とやらだが、シドんとこだけかと思ったらとんだ類焼だ。何が飛んでくるやらわかったもんじゃないぞ、ウチもとばっちりなんてゴメンだぜ。

思い巡らせているバレットの不安をよそに、クシャナがきっぱりと言う。
「シエラはね、『しつこいわよ!』って、!マークを3個つけて言ってのけたのよ。」
ぱちぱちぱち、クシャナはひとり拍手をした。
「たまにはいい薬よ、あの我侭オヤジにはね。」

酔いがすっかり冷めてしまった。ティファとバレットはあまりのことに顔を見合わせた。
マスターは頭を抱えている。
しかしクシャナは容赦なく続けた。
「それでうちの人が慌てて私を呼びに来たの。」

――クシャナはドアを開けさせることに成功した。お茶の用意を持ちこんで事情を聞き出すのだが、どうもただのケンカでしかないので余計に困ってしまった。
本当は村に居たくもないのだが、仕事があるから無責任なことはできないとか、自分が逃げ出す理由なんてない、シドが出ていけばいいのよ、など言う。
少なくとも自分が謝ることは何一つない、それに謝ってもらうようなことじゃないから、もうあの人と顔を合わす必要もない・・・

「もういいよ、お前。」
あらこの人、泣いちゃいそうだわ。
クシャナはちょっと腹が立った。ヤキモチね。
わたしそれをわかってこの人の求愛を受けたのだから、もう止めておきましょう。その優しいところ、わたし大すきよ。

クシャナはふっと口元を緩めた。

うちの亭主は私と知り合うずっと前からシエラに片思いしていた。結局何も言えず、シエラもそういうことには疎いものだから。彼、いまだに心配そうにシエラを見守っているのよね。それにしても今回のことは随分心配して、シドに抗議もしている。

 

 

 

それでシドの野郎は?何やってるんだぁ

緊張に耐えかねてバレットがどん、とテーブルを叩いた。
アイツときたらシエラさんを徹底的にいぢめていた経歴があるんだ、みんな知ってる事実だよな。
コーラをぐびぐび呑んでげぷーと息巻いて見せた。バレットはアルコールとは相性が悪い、早い話が呑めない。
「そうだよな、ティファ」
同意を求められてティファは頷いた。しかし笑みを浮かべて俯いた。

 

バレット、熱くなっちゃって。
知ってるんだからね、なんであなたがそんなにカッカしてるのか。私が気づかないとでも思ってたのかしら、スキあらば掠め取ろうとしてたのよ、シエラさんを。
はじめは態度の悪いシドを見てシエラさんをかわいそうに思ったみたい。シドの目を醒まそうとしたのね。(*
けど、ちょっと気持ちが傾いてたみたいよ。旅の途中は大喧嘩するし(**)、シドの歯が折れるほど殴ったこともある(***)んだから。
コレルに戻るとき、お別れの挨拶とか何とか言っちゃって、シドの前でシエラさんにちゅ〜したのにはもう、笑っちゃった。
洒落や冗談でそんなことはできない人だもの、本気になりそうな自分にケジメをつけたのね。
だってバレットってすごく真面目で、まっすぐで、ジェントルマンよ。
どうやらあの後、シドったら心を入れ替えたみたい。
ふふふ、取られるって思ったのよきっと。
バレット、外見がああだから誤解されることも多いの。でも本当は、やさしくて、シャイで、強くて、かっこいいんだから。

 

「なぁおい、ティファ・・・」
1人むふふと、ほくそえんでいるのでティファは他の3人が何を話しているのか聞いていなかった。
グラスの氷がとけてすっかり小さくなっている。
「お代わりいかがですか?」
にこやかに問いかけるマスターは、この方がご主人にとても可愛がられているなと見うけた。
「あ、ありがとう。でも今夜はもう、」
言いながら見つめあう2人に、クシャナは声を上げて笑ってしまった。
「あはは!そうよね、よその夫婦喧嘩なんて構ってやるほうがどうかしてるわよ。ね、あなた、他にお客も居ないしもう看板に、」
今夜はコシャナもおばあちゃんちにお泊まりだし、うちも・・・。

しかしそのとき、どかどかと騒々しい足音とともに件の当事者が姿を現した。

 

 

 

 

 

「あらシド、こんばんわ。」


一気に空気が緊張する、抗議の視線がビシバシ発射される。
それでもクシャナときたら、まるで道で会った人に挨拶をするかのように、当たり前に声をかけた。

女というのは恐ろしいものだ、オレたちにはとてもマネができない。
マスターとバレットは引きつった顔で頷いた。

気分の悪いシドは「おう、なんでぃ」とは言わない。

こいつら、揃って悪巧みか?
どうせ、オレ様に謝れだの、何だの、説教でもする腹積もりでいるにちげぇねえ。けっ、おもしろくねぇ。

カウンターなどには寄り付くわけもなく、シドは丸いテーブルにどかんと足を上げてふんぞり返った。
「な、なにか呑むかい?」
恐る恐る声をかけるマスターを無視するように煙を吐く。

ゆっくりと近寄るクシャナはにこやかで、シエラのシの字も言わない。
「晩ご飯は?何か食べた?」
揚げたジャガイモのバスケットを持ってきた。返事のかわりにおなかが「ぐー」と鳴った。くすくす笑うクシャナに警戒しながらも
「おっ、こりゃ美味そうだ。どれ、ひとつ。」
さくさくと頬張った。


――かわいい坊やなんだけどな。シエラ、そのへんが見えないんだ。彼女、このひとの何を見てるのかしら、取っちゃうぞ。

「ビールいかが?」
クシャナはグラスを2つ用意して大瓶を景気よく突き出した。シドの贔屓はこの麒麟の模様の飛びきり苦いやつ。
ぐびぐび、美人に酌してもらうとこれがまた格別の味だ。しかし口の周りに白い髭を生やして、小声で尋ねた。
「珍しい顔ぶれじゃねぇか?どぉせ、」
ぱっ、と笑顔になるクシャナにどきりとした。
――やっぱり、コイツ美人だ。
「んーーん、今夜はね、ムスメがおばあちゃんちにお泊りなのよ。だ・か・ら、たまにはね」

つまりはのろけられてしまった。

「あの2人は?」
相変わらず手を繋いだまま、ぴとっとくっつく美女と野獣をうっとーーしそうに眺めた。にこにこと、ティファが繋いだバレットの右腕をふって見せる。そういえば、アイツが言ってたっけ。次の週末あたりに完成だとか。
嬉しそうな顔しやがって、けっ。
…おっ、言っとくが、アイツってぇのは、アイツのことじゃねぇぞ。ふん、ヴィンの野郎だよ!うるせぇな。

「じゃ、オレたちはこれで。」
シドは眉間にしわを増やして、それでも揚げたジャガイモに手を伸ばした。

――な〜に赤い顔してっかな、コーラしか呑んでねぇくせによ。
普通にしろぃ、ミエミエでこっちが恥かしいぞ。

どれぐらい呑んだのか、ちょっとふらつくティファの腰に回した右腕が阿呆らしい。2人は早くもハートマークを2つ3つ、漂わせながら引き上げていった。

ひらひらと手を振り、クシャナはポテトを頬張った。
「あの2人、ステキ・・・」
ストレートのブロンドを無造作にかきあげて、クシャナは言った。
「トモダチみたい。けど、ティファちゃんしっかりしてるし。バレットさん、ベタ惚れね。彼女が可愛くて仕方ないって感じで。」
「がはは!そうだそうだ。あの弾丸オヤジ、完全に尻に敷かれてるだろ。あれだけ裏も表もないとなるってぇーと、どーしよぉもねぇぜ。」

よく言うわ、お宅はどうだっていうの?一度締め上げてみたいものだわ、でれでれのくせに。

マスターは、パブの入り口に"Closed"の札を立てて灯を小さくした。
賄いを用意しながらシドとクシャナのやり取りを聞いていた。

 

 

 

 

 

 

一方、こちらは2階のスゥイート 

…といっても質素なもので、ベッドが沢山あって家族連れでも気軽に使えると好評の一室…。
灯りは落とされてほの暗い中に健康な3つの寝息が満ちていた。
部屋のすみっこに引きずっていったソファだけが明かりに浮かんでいる。
手にした本は先ほどから同じページが開いたまま、女主人の目は活字を追ってはいなかった。
印税が介助犬の育成に使われるというので、珍しくハードカバーの初版を手に入れたものなのだが。
子供の寝息というのは何てちから強いものだろう、ついこちらまで夢の世界に同伴させられてしまいそうだ。まどろんでいると階下から、賑やかなあの人の声が聞こえてきた。

どうしてけんかになったのかしら?

クシャナと喋っているのね、楽しそう。やっぱり、あの人に私は似合わない、かな。あの人に、私なんかが何かを求めるのが間違いでした。

でもね、

もう、長いつきあいだし。
いえ、長いつきあいだからこそ・・・。

こんこん・・・
「シエラさん…?」
足音をしのばせて入ってきたティファが手招きをしたので、大きな影も遠慮がちに近づいた。
「おかえりなさい、早かったじゃない。もっとゆっくりしてくればよかったのに。」
シエラは膝の本を閉じて立ちあがった。
「とんでもない!すっかり押しつけてしまって。すいませんでした。」
深深とお辞儀をする様子は、もうすっかりお母さんだ。
「すまねぇ、つい甘えちまって。」
大きな体を丸めて侘びるバレットが頼もしかった。
「いいえ、お安いご用よ。どの子もいい子で、よく眠っているわ。変わったこともなかったし・・・じゃ私これで」
何か言いたそうな顔でバレットがチラチラ見るから、シエラは早々に自分の部屋へ引き上げようとした。

ティファに目で合図をしてバレットは廊下までシエラを送った。
「おい、シエラさん。オレの言ったことを忘れたのかい?」
押し殺した声がシエラの胸に染みた。
「え?」

ティファは子供たちを覗き込んで少しだけ肩をすぼめた。マリンったら、お布団からすっかりはみ出している。きっと考えこんでいたんだわ、シエラさん。

「オレが勇気を振り絞って言ったんだぜ(*)、覚えてくれていると思ったのに。」
寂しそうに、ちょっと怒った顔は思わず謝らなくてはいられない憂いを浮かべている。
「そんな、私は・・・」

シドノテヲハナスナ、シアワセニナ、スキダッタゼ。

忘れるものですか。
今でも頬が熱いわよ。
「何があったかわからねぇけどよ、別々なんて、つまんえぇぜ・・・」
許してやれよ、きっとアイツもそう思ってる。柔らかい笑みに、つられてシエラもふと笑った。

軽く会釈して「おやすみなさい」を言ったシエラの後姿に、バレットは溜息をついた。

 

 

 

 

そうよね、もう。
こっちが恥かしくなっちゃったわよ。

カラカラと笑うクシャナ、彼女も酒が強いのだ。

このアップテンポの会話がたまらない、なんでクシャナはもう一足早くオレ様の前に現れなかったんだぁ?
恨むぜ、クシャナ。
「でね、ティファちゃん、手術の間、待合でずっと震えていたんだって。」
潤んだ流し目をくれるクシャナに、さすがのシドもドギマギしてしまう。

おいおい、亭主の前だぞ。そういうのは2人きりのときにしてくれ!オレ様はいつだって大歓迎だからよ。
カウンターのほうに助けを求めるが、マスターは手元に視線を落として賄いを作っているところだ。
こっちをみてみろ、こら!女房ほったらかしてすました顔してんじゃねぇよ。
「は?大したオペじゃあねぇって、ヴィンの野郎が言ってたじゃねぇか?」
ハンカチを取り出して目頭を押さえはじめた。
「腕を銃にした理由も、今度それを義手に直すことにしたいきさつも話してくれたわよ。」
うるうるとした瞳は「そりゃもう、感動したわよ」と、雄弁に語っている。

いい匂いだな、賄いができたようだ。

「ねぇクシャナ、いい話だったよね。」
お盆にたっぷりの食事を盛り上げて、マスターも目を潤ませている。そのままテーブルにつくと、話し始めた。
「あの方、すごいですよ。『ティファのために義手が要るんだ』、・・・なかなか言えませんよね。」

またそうやってくっつく。いーかげんにしろよ、新婚でもあるまいし。

「ティファちゃんも可愛いのよ、『うまく行きますよね、大丈夫ですよね』って。ヴィンセントさん泣いてたわ。まるで自分が信用されていないようだって。」

――ティファが心配したのは、手術よりも麻酔のほうだった。
バレットは麻酔が効きすぎるらしく、コレルに戻ってすぐ事故にあったときもひどい目にあっているのだ。怪我だけでも心配させたのに麻酔から覚めなかったりで、妊婦だった(それも後で知った)ティファにまる2日、徹夜をさせてしまった。反省したバレットはそれ以来、現場に出ることを控えるようになって今はすっかりセブンス・ヘヴンのマスターに収まっている。

「で、どうだったんだ?」
話しの成り行き上、聞かないわけにもゆかず、シドは明後日のほうを見て尋ねた。

だからクシャナの瞳がキラリと光ったことには気づかなかった。

「ええ、さっきも言ったとおり、オペはそれほど難しくなかったから今見た通りよ。でもやっぱり、麻酔から覚めるのが遅くてね。」

普通なら20分で覚めるはずが、やはり2時間かかった。
途中で切れたり、シドのようになかなか効かないよりはマシだが、やはり緊張したわよ、と、クシャナも真顔で言った。

「その間じゅうずっとティファちゃん、ついていたんだけど・・・」
夫の顔を見て、同意を求めるクシャナの顔が胸をしめつけた。

なんでケンカになっちまったんだ?

煙草の灰がテーブルに音もなくこぼれた。
「それがね、シド、」
…灰皿が出てくるのを、当たり前だと思ってなかったか?
「ティファちゃん、泪をこらえてね」
…アイツは何であんなに怒ったんだ?
「心配だけど泣き顔を会わせたくないわ、だって。」
…『女なんかと呑んだってつまんねぇ、おめぇとならラクでいいぜ』って言った途端に顔色変えやがって…
「私のためにこわい思いしてくれているのに、その上泣かれたらたまらないわよね…だったかしら?」
…上の部屋に、いるんだよな。
「んで、麻酔から覚めたバレットさんもいかしてたわ。」
…オレの視界には無条件でお前の笑顔があると思っていた。

同じテーブルのあっちとこっちで、全然違う世界が展開している。マスターはシドも気になるし、妻との会話も楽しいし、どうしたものかと迷ったがすぐにシドのほうを捨てた。
シエラのことを考えているなと、わかったから。
「そうだったね、やっぱりバレットさんは凄い人だ」
「あら、私のダンナ程でもないけど。」
クシャナもシドを無視し始めた。

なぜなら久しぶり、2人の夜だから。

「私も見習うことにするよ。」
「まぁ!でもほんと、ステキだったわ、『ありがとうな、ティファ』なんてね。言葉にするのって、簡単そうでなかなか、」

…言葉に、か。

がたん!椅子を倒してシドが立ちあがった。

何時の間にか、マスターは食事をバスケットにいれていた。何も言わずに差し出された心づくしを手に、シドは上の階に向かった。

2人は顔を見合わせて、そしてふふふ、と、笑った。
「さすがね、テイクアウトできるんだ!」
「そうそう、揉めているときは一緒に食事をするのが一番ですからね。」違うわよ、クシャナは亭主の目に話しかけた。
そうだね、なんてったって、自分からここにくるぐらいだものね、マスターも頷いた。

「おっと、ワインを持たずに行ってしまった…、ねぇ、クシャナ、」
すまなそうな夫の顔に、
「えーーー、お邪魔虫なんてぇ!」
ごめんですぅ、クシャナが大袈裟に首を横に振った。

おしまい。