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損害保険屋さんのありがたいお話

仕事で損害保険の事務説明会に行ってきました。
2012年10月の自動車保険の改定についてです。

今回の改定はノンフリート・等級ごとの保険料割引率の見直しが目玉となっています。
私が取り扱っている保険会社の、自動車保険の損害率はなんと75%。
50%で赤黒まずまず、60になるとしんどい、のが損害率ですから大変ですよね。
でもうちだけではなく、いま自動車保険はどの会社も頭痛のタネといってもよい状況にあるということです。

損害率 = 支払った保険金 ÷ 集めた保険料

集める保険料は、少子高齢化と不景気の影響をもろに受けていますって。
若い人がだいいち、自動車に乗らない。関東方面の26歳あたりの運転免許保有率はなんと30%。
なので、保険料割引料率のたかい20等級とかの人がどんどん増える。
ところが、等級の高い人が高齢化してきて、結構ちょこちょこ事故をする。

そのうえ、不景気で大きな車が売れなくて、コンパクトカーや軽ばかり。

そんなわけで、この1年で自動車保険は3回、改定をする羽目になりました。

等級による保険料割引率は、いままで1種類でしたがよく考えると変でした。
同じ17等級でも、
昨年16等級で無事故で17等級になった人と、
20等級の人が事故して3等級落ちた17等級がおなじ保険料割引ってやっぱりおかしい。
実際統計を取るとその通りで、1回事故した人はやっぱりまたする、みたいです。
ということで、同じ等級でも割引率は「上がってきた人」と「落ちてきた人」で2種類を設定することになりました。

落ちてきた17等級の人もその年無事に無事故で18等級に進んでも、「2種類の割引率・落ちてきた人用」の適用を受けます。適用は3年に及びます。
無事に3年無事故で過ごした場合、晴れて「無事故の割引率」で20等級に復帰することが、できるということでした。

また「事故にカウントしない」事故は廃止して、「1等級ダウン」とするとのことでした。次年度は「2種類の割引率・落ちてきた人用」を適用されることになります。
高齢の、等級の高い(=保険料をあまり負担していない人)人たちは「次年度等級が維持されるなら、まあ保険を使っておこう」なんて判断をしていたのをやめてもらえますね。

この改定は2012年10月から周知期間とし、2015年10月から適用されます。

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