入学式その2
- 2011年4月 8日 22:52
- 日記
全国初の単位制高校が息子の高校で、本日は入学式に臨みました。
午後に予定のなかった娘も、現地集合で参加することになりました。
方向音痴の娘が阪急~JR乗り換えるとか、現地に合流するとか、そんなところに感動したり、それを言うて怒られたりしています。
進学実績を積み上げて、この春も大した成果をあげた学校らしく、式の進行は和やかかな中にもしっかりしたものを見せてもらいました。
「入学許可」
この言葉をいただいて、息子はじめ240人は晴れて高校生になりました。自分の時にも、娘の時にも、何度聞いても、これは心引き締まる瞬間ですね。
唯一つ残念だったのは、式終了後の教員からの言葉。
「親御さんには、お子さんの前で学校や教師の批判をなさらないようにしてください。信頼関係を作ることに協力してください。ご不明な点があれば、直接ご連絡ください。そしてお名前を名乗ってお話ください。
これは小学校入学の際、息子の担任がクラス懇談会で親たちに言うたことと、まったく同じなのでした。私らを小学校新入学生の親と同じに扱うと、宣言されてしまったわけなのです。
やはり神戸市と尼崎市の絶対的な違いだと、がっかりしてしまいました。
まことに無礼な物言いで、思わず声が出そうになったのを、横にいた娘にたしなめられてしまいました。ごめんなさい。
この時ほど、娘の中学1年担任の言葉を思い出したことはありません。「もし大学進学をお考えなら、私立もご検討なさい。塾通いなどで費用を考えたら、尼崎の公立に進んでも、私立の費用と変わらなくなりますよ。」
担任氏は、生徒のレベルではなく、教師のレベルを言うていたのでした。
担任の言葉により、娘は神戸市立に進んで塾を必要とせず、学校の補習と進路指導により国立大学に入りました。
尼崎市しか知らなければ、これでよいのでしょうが、高いレベルを知ってしまったらもう、以前の意識ではいられない。
それでも、勉強して受験していくのは、息子本人。自分で、考えて、やるしかない。
どうぞ、自分の進路。積極的に主体的に、悔いなくしてください。