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ひるごはん

  • 2010年4月21日 08:45
  • 日記

仕事を持つということはどういうことか?カネで解決する手段を得ることと、その一例をあげておく。

実際に主婦無収入の頃、生活のためにあと幾らあれば息継ぎできたかというと2ないし3万円であった。ささやかな私の願いをかなえるにはあと1,2万円。

現在はその願いもかなえられ、生活のために必要な費用は子の成長とともに増大しているがそれを補うことに成功している。私は、カネで解決する手段を得たわけだ。

この春から、かねて思っていたことをひとつ、カネで解決した。それは夫の昼食である。「体力がありませんので」と提案したところ1万円で解決した。18年ぐらいやっていた弁当作りはやめた。

最初の子を出産したとたん、千葉から横浜に転勤となり通勤時間が1時間以上かかる生活となった。慣れない育児、跳ねあがった家賃、薄汚いアパートで早朝言い放った夫の言葉はこうだった。

「(朝早いとはいえ)弁当作らんでエエとかオモタラあかんで」

一瞬聞き間違いかと思った。聞きなおしてもよかったのだろうが、育児疲れのずたずたのわたしにはむしろ、怖くてできなかった。もしかしたら真逆だったのかもしれないですよ。でも聞きなおして同じだったら・・・

 

 

 

 

だから意地でもやると、私の性格はそうなので仕方ない。しんどかった。アリガトはないのに苦情はあった。帰宅後弁当箱を提出しても袋から出すことなく、翌朝出し忘れてにおいのするのを洗うときは、人生でいくらもない屈辱の涙を隠したものだった。アリガトのためにしているわけではないけど、辛いものです。

男性は出勤、帰宅時家族にどのように扱われます?いってらっしゃい、と見送られ、おかえりごくろうさま、とねぎらわれ、アー疲れたと言えば今日も大変でしたねとフォローしてもらっています。もちろんそれは男という生物が、そうでもしないと生きていけないからとわかっていても、なんで主婦には何もないのだろうね?

仕事をするようになり、環境の良い職場に恵まれて、何が嬉しいて、退勤時だれもがだれもに「お疲れ様でした」と声掛けること。仕事だからして当たり前でしょうが、嬉しいんです。また明日頑張れるのは、そういうこと。

おそらく、厭そうに作られた弁当を持たされるほうも、イヤでしょう。だから一番待っていたのは、夫だと思うなぁ。

夫の弁当つくりを辞めたことが嬉しいし、その方法が自分にカネで解決する力を持ったことによるというのがもっと嬉しい。

自立した女性、それはこういうことが大きな要因だ。自立するために私は2つ目の階段をあがったところ。

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