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介護報酬3%アップ改定

  • 2008年12月27日 08:32
  • 日記

3年毎の介護保険制度見直しで、初めて報酬アップがありました。先の2回はともに厳しい切り詰めでしたので、喜ばしいことだと思いたいのですが、話はそう簡単でもないようです。
25日の実習を終えて、私もめでたくヘルパー2級の資格を得ました。研修内容には3回の施設実習と2回の訪問介護同行があります。
施設実習では、私でさえ職員の様子に余裕がないことを感じました。
仕事に集中する緊張感とは違う、その場をとにかく何とか回すことで精一杯、という「いっぱいいっぱい」のしんどさがプンプンしていました。
そんな状況で介護を受けているひとは、ほんとうに幸せなのでしょうか??私なら嫌です。

実習を受け入れてくれた施設の若いお兄さんお姉さんがたは、それでもしっかり現状をつかんでいた。いわく、「利用者の人数で算定するのではなく、配置している人員で報酬を考え直してほしい。どんなによいサービスを提供したくても、体がひとつではできることもできない。」
的確な意見です。

介護の社会化を目的に作られた介護保険は、長男の嫁が同居して終日介護することを前提とした在宅介護を「ほんの少し」助けるかもしれない、程度の制度だ。ないよりはましだが。
密室の介護に「光がさしこんだ」と表現したのはこの制度策定に深くかかわった、樋口恵子氏、そういう、費用面だけではない効果も忘れてはならないが。

現実と合わない。
介護のために妻が仕事を手放したら、子に進学を断念させることにもなりかねない。少なくとも我が家では夫の収入だけで娘を公立高校にやることも厳しいと認識している。
まして大学進学は、いまどきのサラリーマンの収入だけではどうにもならない。そのうえ、仕事を手放すことで妻は自分の老後が極めて不安になる。費用面だけでない効果で、この点はカバーできない。

 家事援助を生活援助から切り取った前回の改定で、家庭生活をいかに低く軽く見ているか白状している。主に女性が担ってきた生活全般を、無料だと思っていますからねぇ。

今の報酬の2倍ぐらいが、適当ではないかと感じている。

高齢者にどのような生活をしてもらいたいかのビジョンがないことが、大きい。

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