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事件

  • 2008年6月15日 09:00
  • 日記

東京秋葉原で起こった通り魔事件からもう1週間たった。
日記に取り上げないでいいや、と思った。
だって、事件に何の意味もないと感じたから。犯人の行動に少しでも世の中に問いかける意味とか、考えさせられることとか、犯行に及ぶ必然とか、あれば少しは触れたかもしれないけれど。
もっとも、正当性や社会的意義とか、ないから、犯罪なのですけどね。

社会的弱者に寄り添う、今の職業的立場からも「甘えるな」という言葉以外、何もない。

朝日新聞の「声」の欄に、京都府宇治市 22歳の学生さんが自分の障がいをきちんと見つめて、こんな風に断じていたのが全てだろう。
(引用ここから)
…怒りを込めて、彼に伝えたい。世の中うまくいかないからこそ、みんな一生をかけて努力するんだ。私には発達障害がある。大勢の中で孤独を感じたり、何気ない会話が大変だったりする。しかし、精いっぱい生きている。…大学生 高見洋平 (ここまで)

「おはようパーソナリティ道上洋三です」のアシスタント、秋吉えみさん(34)も「世の中、思い通りにばっかり、ならないですよ」と、生放送の本番できっぱりと言い切っている。

犯行に及んだ男はたしかに不幸だったかもしれない。不幸とは、絶対的な価値観ではなく、相対的なものだと思う。同じ状況にあっても、非常に苦しく感じるひとと、折り合いをつけて何とかしてしまうひとと、何が違うのだろうね。
周辺の配慮が足らなかったとか、ハケンがダメとか、親が離婚しているとか、母親に無理に勉強させられたとか、インターネットが問題だとか。
本人だけでなく周囲までもが、「ひとのせい」で原因を探ろうとしていて、非常に危険だなと思う。
甘ったれの理屈だ。
25にもなった男がしでかしたことに対して、親が顔を出した。
非常に日本的でもあり、危うさでいっぱいだ。自分の行為に対する責任者は自分でしょ。

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