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赤いお鍋

  • 2006年6月11日 15:25
  • 日記

イズミヤ創業祭の戦利品は、ホーローのお鍋とケトル。それぞれ850円なり。キッチンにきれいな赤いグッズがあるというのはきれいですね。結婚のときに持たせてもらったお鍋類は「トーシン」という今はもうないメーカーのガンメタ色。非常に実用にすぐれたものでしたが、家事初心者は10年目までにすべて大破しちゃったので申し訳ない思いでいっぱいです。高かったのよ。

あれは、母の執念に近いものがあったと、今は思います。
セットで持つのは主婦のステータス、おそらく娘夫婦にはお鍋ごときにこのような価格のものは持つのは難しいだろうという親心だったと思う。その深すぎる愛情に私は溺死したんですがね。細々と稼ぐようになって、ようやく、自分の欲しい食器をリサイクルショップで仕入れたり出来るようになって、ディープな愛の海から這い出す力も少しずつついてきた気がする。
お鍋といえば、今の新築に引越しして母が手伝いに来てくれたとき。
息子の出産祝いにと、横浜の友人達が送ってくれた「プーさん」のミルクパンをみて「こんな汚い鍋はここの台所に似合わんぞ捨てろ」ということを気軽に言う母であった。どんなに汚くなっても、その品物が何なのか、離れて暮らすあなたは知らない。横浜での必死の1年ほどが私にとって、どんなに大切な時期だったかあなたは知らない。もう今は行き来がなくても、彼女らが忘れてしまっても、私の心の支えであることは変らない。だから「汚いお鍋」でも手放さなかった。
こんど新しく赤いお鍋が仲間に入って、汚れちゃったミルクパンをきれいに磨くすべを知った。耐水性のサンドペーパー(200番ぐらい)と粉石けんで上手にさすること数分。元の新品に戻りました。ついでに薄い黄色のホーローケトルもさすさす。キズもつかずに、きれいに戻りました。
なんかめでたい。
気分一新、の入梅週末でした。

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