伏見 神寶神社

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春と秋に京都の「非公開文化財」を見せてくれる行事に行ってきました。
http://www.kobunka.com/
今回は伏見稲荷で棟方志巧の書が初公開とあったので、これにしました。
圧倒する神の一筆 伏見稲荷大社
伏見稲荷はこのところ外国人観光客来場数で、トップに躍り出た人気スポットです。
JR駅前すぐの立地、色鮮やかで見るものを圧倒する鳥居、御使いの白狐の愛らしさ、何とも分かり易く広々と、そして拝観無料の太っ腹が受けているのでしょうね。
せっかく電車代まで使ってやってきましたので、文化財を見る前にお社をひとまわりだと、観光客の流れに身を任せたところ、あっさりと千本鳥居に連れて行かれてしまいました。
下調べなしで訪問するのが私のパターンなので、文化財はどこかいな?と探すうちにこんなことになってしまったのです。
ところが、これが思いがけない出会いにつながるので不思議です。
伏見神寶神社(ふしみかんだからじんじゃ)
http://www.ryuss2.pvsa.mmrs.jp/ryu-iware/kyoto-2015/kandakarajinja.htm


正直言って、こんなことが無ければ生涯訪ねていくこともないだろうお社です。

実に不思議な存在で、伏見稲荷とは別の神社です。
天照大神をお祀りしています。
そして十種神宝(とくさのかんだから=じゅっしゅしんぽう)
鏡が二種、剣が一種、玉が四種、比礼が三種・・・が奉安されていると。これは物部氏の始祖とある
饒速日命が天神御祖から授かり降臨したものとご由緒にあるとのことです。
http://www.zoeji.com/01meguri/01meguri-kyoto/01-ky-sinpo/01-ky-sinpo.html

何も知らずに巡り合ったお社で、ネット検索をかけるのですが公式サイトがあるわけでもなく「行ってきました」記事をいくつか見かける程度です。どうも公式記録は「日本書紀」のようです。調べられますかねぇ。

それをいえば、「伏見稲荷大社」とて、観光地の鳥居ばかりが目につきますが「稲荷山」が御神体で云々という縁起についても、ありそうでうまく見つけられません。

神様のお話とは伝説言い伝えレベルで楽しむもいいのですが、じつは古代の国際関係がしっかり隠されているのは周知のことです。
神寶神社は物部氏とご縁があって、そうなると聖徳太子の時代に起こったことと無関係ではいられないとわかります。
ひいては、今日の天皇家、日本という国家の成り立ち、当時の東アジア国際関係が浮かび上がってくるのです。

若い頃は神社仏閣を訪ね歩くのは年寄りくさいことで、と思うものですが、じつは古代史が隠れていたりするので興味は尽きません。

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このページは、mazbaが2016年5月 2日 09:07に書いたブログ記事です。

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