大庄の楠霊神社

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阪神電車本線武庫川駅のすぐ近くに、尼崎で一番大きなクスノキをお祀りした楠霊神社(なんれいじんじゃ)があります。
樹齢は200年、樹高17メートル、幹周り5.6メートル。100年ほど前の洪水の際、この楠にのぼって難を逃れたのがお祀りのはじめ。
時は流れて、土地の神様がたの御座所はお移りいただいたり、おそれおおくも場所を譲っていただいて人の住まいにさせて貰ったりしています。
このように狭い場所で我慢していただいている神様は、それでもそばにいてくださっているでしょうか。
そばにいてくださることを嬉しくおもい、一緒にいられるように人間は知恵を出し続けていかなくてはなりません。

当地は、縄文時代はまだ海のしたでした。弥生時代(2000年ぐらい前)にようやく阪急からJRのあたりまで海岸線が南下したのが分かっています。4世紀後半から5世紀末にかけての古墳も発掘されています。(出典:尼崎市立地域研究資料館web版)
しかしこのクスノキの所在地あたりが今のように陸地になるには、まだ時代が下ります。

なので尼崎で一番大きなクスノキですが、古くからずっと陸地であった場所ではないので、1500年とかの樹齢のものは生えていないのです。
樹齢の長短と、人々の信心と、あまり比較するようなものではありません。
感謝を込めてお祀りし続けていくことでしょう。ごめんないね、狭くて。

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このページは、mazbaが2016年4月 5日 17:00に書いたブログ記事です。

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